未だ収束が見えない新型コロナ感染に加え、歴史の悪夢再現かと目を疑う戦場の惨禍…胸痛み歯噛みし地団駄を踏む日々ではありますが。
歳月人を待たず、の言葉通り、桜が咲き新しい年度が動き出し、皆様もさぞやご多忙の中お励みのことと、推察申し上げます。
　私たちアートインAsibinaもコロナ下の２年間、ささやかながら舞台公演と演劇教育に関わる諸事業を継続し、2024年には創立20年の節目を迎えます。これ迄の全ての出会いと、お力をお貸し下さった全ての方々に深く感謝申し上げます。

　そのような中改めて、NPO法人アートインAsibinaをご理解・ご支援下さる方々の集い「賛助会員」について皆さまにお伝えし、広くご参加のお願いを申し上げてはと思い至り、準備を進めて参りました。見方を変えますれば、小さなNPO法人として出発以来、舞台活動面・ワークショップ等演劇教育面とも身の丈以上のご期待にお応えせねばと走り続ける中、コロナ禍による突然の急停止となり。
　法人の来し方と行く末を、改めて問い直し考え合う機会とも言えましょうか。

　私個人も世情言われる「私仕舞い」の年齢となりました。
こんな時代こそ改めて、演劇と演劇教育を通して、コロナと戦争に引き裂かれた人と人との「つながり」や「信頼」を取り戻し結び直したいと切に願います。
これまでに出会えた観客の皆さま、お支え下さった先生方や演劇人の皆さまと、
これから出会いたい、世界中日本中の子どもたちや大人の方々と、力を合わせて。
　「賛助会員」の詳細は下記リンク先をご参照下さいませ。
そして、宜しければぜひ、お力をお貸しくださいませ。
ともに歩んできたAsibinaの仲間たち、コロナ禍の中新たに参加してくれた若い仲間たちとともに、謹んでお願い申し上げます。

　　　　　　　　　2022（令和４）年　４月吉日

　　　　　　　　　　　　　　NPO法人アートインAsibina 理事長　　西田（下山）豊子



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